就業規則を英語で説明!(「みなし残業」と「裁量労働制」)
多くの外国籍社員が日本企業で活躍するようになってきましたが、外国籍の社員にとって日本企業の労働条件にはわかりづらいものもたくさんあるようです。
中でも「みなし残業」や「裁量労働制」は日本人にとってもわかりづらく、労使間でトラブルにならないためにもきちんと理解し、採用する際には正確に説明することが必要だと思います。そこで、今回はこの制度についての分かりやすい英文を作成しました。
英語で説明する際には、ぜひ参考にしてみてください!
目次
1:みなし残業について
2: 裁量労働制について
1:【みなし残業について】
固定残業代(みなし残業代)とは、残業代があらかじめ固定給に含まれている労働契約において毎月支払われる残業代のことを言います。
あらかじめみなし残業時間として定められた残業時間(◯◯時間)に満たなかった場合でも、固定残業代として定められた金額は全額支払われます。残業時間が◯◯時間以下の月でも、固定残業代が減額されることはありません。みなし残業時間◯◯時間を実際の残業時間が超えた場合には、追加で超えた時間分の残業代が支払われます。
残業命令については通常、就業規則に定められています。会社(部署)によりますが、プロジェクトの締め切りなどの繁忙期は特に残業を依頼される可能性があります。
【Fixed overtime (minashi overtime)】
Fixed overtime pay (minashi overtime pay) gets paid monthly regardless of the actual overtime hours, for contracts where fixed overtime is included in the Employment Agreement.
If you work less overtime hours than those established in the contract (xx amount of hours/monthly), the fixed overtime fee will still be paid in full.
Even if you work less overtime hours than xx in a certain month, the fixed overtime fee will not be reduced.
If you work more overtime hours than those established in the contract (xx amount of hours/monthly), you will be paid an overtime fee for the excess hours.
Overtime requirements are usually stipulated in the company work rules. Depending on the company (/ department), you may be asked to work overtime, for example during busy periods such as around project deadlines.
2:【裁量労働制について】
労働日の始業時刻・終業時刻を労働者個人が決めることができ、実際に働いた時間に関係なく『契約した労働時間分を働いた』ことにする制度です。
裁量労働制の契約でみなし労働時間を1日8時間とした場合、実際の労働時間にかかわらず、契約した8時間働いたこととされ、給与に反映されます。
原則として時間外労働に対する残業代は発生しませんが、以下①〜③の場合には残業代が支払われます。
①みなし労働時間が8時間を超える場合
②深夜(22時以降翌朝5時まで)残業した場合
深夜労働が継続すると健康を害する恐れがあることから、
会社によっては深夜労働が制限されている場合があります。
③休日出勤した場合
【Discretionary labor system】
Under a discretionary labor system, you can decide the start time and end time of your working day, and regardless of the hours you actually work for, “the # of contracted working hours” is what gets counted. In the case of a discretionary employment contract with deemed working hours of 8 hours a day, you will be paid for the contracted 8 hours, regardless of your actual working hours.
As a general rule, overtime allowance is not paid, but it is paid in the following scenarios:
① When your contract deemed working hours exceed 8 hours
② When you work during the middle of the night (after 22:00 until 5:00 the next morning) Some companies may have restrictions on work between 10 pm and 5 am, for it can be harmful to employee's health
③ When you work on a holiday
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言語の垣根を超えて、ルールを正しく理解し、お互いに気持ちよく働きたいですよね。
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